#9 危ない!が当たり前
こんばんは(こんにちは?)、シンラクです。
ゲイシールを後にした僕たちが次に訪れたのは、グトルフォス。
「フォス」とはアイスランド語で「滝」という意味。アイスランドには〇〇フォスが大小合わせて200個以上あり、至る所で滝を見ることができます。
なんなら旅の終盤では滝に少し飽きていました。笑
さて、このグトルフォス、
「グトル」が「黄金」という意味でして、
「黄金の滝」というかなり立派な名を冠しています。
その名前に負けず劣らず、
実際のグトルフォスはかなりの大迫力。
滝の周辺には、雨が降っているかと勘違いするほどの大量の水滴が飛び散っています。
あまりの水煙で底が見えません、、、。
轟々と音を立てて流れ落ちる水。
日本でイメージする滝とはスケールが段違い。
日本と比べて1番違うなあ、と思ったのは、
こんなにも巨大かつ、危険な滝なのに、周りに柵の一つも無く、安全面にあまり配慮されていなかった点です。
大量の水滴で地面はビショビショのため、
ふとした拍子に少しつまづこうものなら、谷底へ真っ逆さま。
叫び声も滝の轟音にかき消され、周りの人は落ちたことにすら気づかなそうです。
日本なら考えられませんが、
基本は自己責任、という海外の考え方が現れているのかな〜と思いました。
グトルフォスで肝を冷やした(?)ぼくたちは、今日の宿へと向かいます。
はい。コチラが本日の宿。
シンクヴェトリル国立公園キャンプ場です。
そう。初日にフカフカのベッドで浮かれていた僕たちは、これ以降キャンプ場でのテント生活へと移行します。
テント張ってたらアイスランドのネズミが挨拶しに来てくれました。
お湯を沸かし、晩御飯は日本から持ち込んだインスタントラーメン。
風が強すぎてお湯が沸き切らず、ぬるま湯で作ったラーメンを泣きながら食べました。笑
綺麗な宿と美味しい食事を捨てた僕たち。
しかし、その代償を補って余りあるアイスランドの自然の雄大さにドンドン魅了されていきます。
明日も更新しますのでよかったら見てください!
では、また次回。